今回のお題は「桜鯛を吟味する!」
桜鯛とは、卵を控えた天然真鯛のこと。ちょうど地上で桜の花が満開に咲き誇る頃、海の中では産卵を目前に控えた鯛がその体を美しい桜色に染めるようになります。そこから「桜鯛」という呼び名がつきました。この桜鯛こそ、鯛のもっとも美味しい旬にあたります。それは産卵に備え、体の中に栄養をたっぷりとためこんでいるからです。
仕入れた真鯛は3kg代を5尾でした。写真はそのうちの2尾。
鯛の白子が入ってるかと期待したんですが、4尾がメスで1尾のオスは白子がちっさっ!なので今回は白子の天ぷらはナシ! 今回のお酒はこちら↓
・菊石 袋濾し純米吟醸生
・醸し人九平次 純米吟醸 雄町 生
・松の寿 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町
・来福 純米 八反錦
・千代の園 吟醸 熊本神力
・鍋島 純米吟醸 あらばしり
・酔鯨 純米吟醸 土佐宇宙酒
・而今 純米吟醸 五百万石火入
・豊盃 純米吟醸 豊盃米55%
・吟雫 純米吟醸 無濾過生原酒
・豊盃 純米酒 「弘前のさくら」
・豊盃 純米吟醸 豊盃倶楽部(春)生酒
・五凛 純米大吟醸 生酒 今日はぽかぽか陽気で暖かかったです。23.5℃もあったそうですが、初夏なみの気温でお酒を飲むと益々暑くなりそうなので、今シーズン初の冷房を入れてみました。
・そら豆と釘煮
春の先付として、そら豆の塩茹と「いかなご」の釘煮です。色合いとしては地味ですな。
・桜鯛刺身・焼き松皮・うに
今回の真鯛は1日熟成させて旨味を引き出しました。良い鯛だったので身のプリプリ感も残ってました。皮をあぶり、焼き松皮造りにも。「うに」があったので、サービスで付けてしまいました。(笑) ・桜鯛のにぎり鮨
今回も2カンですが、山葵が透けて見えてとても綺麗でした。ツマミ食いしたら、めっさウマ!(笑) ・桜鯛の木の芽焼き
生で食べられる鯛ですから、木の芽入りのだし醤油にくぐらせて、サッと焼きました。焼きすぎたら硬くなってしまいますからね。 ・桜鯛のあら煮
私は煮魚を最も得意としておりますので、自信をもって出せる一品です。今が旬の桑名の竹の子も入れてみました。天然と養殖では当然、味付けが変わってきます。天然の場合は、養殖独特の臭みがありませんから、薄い味付けにしないといけません。コッテリ味を付けると、繊細な鯛の味が消えてしまいますからね。 ・桜鯛のしゃぶしゃぶ
当然、刺身で食べられる鯛を使用します。皮も余ってたので付けておきました。 野菜には芹・水菜・ネギなどさっと火が通るものばかり。お出汁といっしょに食べるとまた格別です。 ・桜鯛の鯛めし
ガス釜で炊きあがった写真ですが、良いおこげが付いています。今回はオーソドックスに塩焼きにした鯛と筍を入れて炊きましたが、別に生の鯛を使う「鯛めし」があるようですね。 炊き上がった鯛めしをぐわ~っと混ぜて、ゴマ・ネギ・のりを掛けて完成です。ツマミ食いしたけどマジやばいっス! 最初の一杯はそのままで、2杯目は鯛の骨で出汁を取ったスープをかけてお茶漬けです。もちろん山葵を乗っけていただきます。 ・お好みアイス(バニラ熟成味醂掛け)
味醂賭けアイスの人気は急上昇!今回は過半数を超えました!次回は数を確認しとかないと足りなさそうでヤバイ! 参加していただいた皆様ありがとうございました。こんなコラージュを作ってみました。(笑)
本人希望でサングラスを付けてみましたが、わかる人にはわかるだろうなぁ(爆)
さて、次回は6月29日(日)を予定しております。
お題は「はも」です。
ちょっと洋風な料理も考えてみようかなぁ。
和食 加寿也
桜鯛とは、卵を控えた天然真鯛のこと。ちょうど地上で桜の花が満開に咲き誇る頃、海の中では産卵を目前に控えた鯛がその体を美しい桜色に染めるようになります。そこから「桜鯛」という呼び名がつきました。この桜鯛こそ、鯛のもっとも美味しい旬にあたります。それは産卵に備え、体の中に栄養をたっぷりとためこんでいるからです。
仕入れた真鯛は3kg代を5尾でした。写真はそのうちの2尾。
・菊石 袋濾し純米吟醸生
・醸し人九平次 純米吟醸 雄町 生
・松の寿 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町
・来福 純米 八反錦
・千代の園 吟醸 熊本神力
・鍋島 純米吟醸 あらばしり
・酔鯨 純米吟醸 土佐宇宙酒
・而今 純米吟醸 五百万石火入
・豊盃 純米吟醸 豊盃米55%
・吟雫 純米吟醸 無濾過生原酒
・豊盃 純米酒 「弘前のさくら」
・豊盃 純米吟醸 豊盃倶楽部(春)生酒
・五凛 純米大吟醸 生酒
・そら豆と釘煮
春の先付として、そら豆の塩茹と「いかなご」の釘煮です。色合いとしては地味ですな。
今回の真鯛は1日熟成させて旨味を引き出しました。良い鯛だったので身のプリプリ感も残ってました。皮をあぶり、焼き松皮造りにも。「うに」があったので、サービスで付けてしまいました。(笑)
今回も2カンですが、山葵が透けて見えてとても綺麗でした。ツマミ食いしたら、めっさウマ!(笑)
生で食べられる鯛ですから、木の芽入りのだし醤油にくぐらせて、サッと焼きました。焼きすぎたら硬くなってしまいますからね。
私は煮魚を最も得意としておりますので、自信をもって出せる一品です。今が旬の桑名の竹の子も入れてみました。天然と養殖では当然、味付けが変わってきます。天然の場合は、養殖独特の臭みがありませんから、薄い味付けにしないといけません。コッテリ味を付けると、繊細な鯛の味が消えてしまいますからね。
当然、刺身で食べられる鯛を使用します。皮も余ってたので付けておきました。
ガス釜で炊きあがった写真ですが、良いおこげが付いています。今回はオーソドックスに塩焼きにした鯛と筍を入れて炊きましたが、別に生の鯛を使う「鯛めし」があるようですね。
味醂賭けアイスの人気は急上昇!今回は過半数を超えました!次回は数を確認しとかないと足りなさそうでヤバイ!
本人希望でサングラスを付けてみましたが、わかる人にはわかるだろうなぁ(爆)
さて、次回は6月29日(日)を予定しております。
お題は「はも」です。
ちょっと洋風な料理も考えてみようかなぁ。
和食 加寿也
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by itasan_18
| 2008-04-20 23:57
| 平成 吟味喰らぶ